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Ⅱ 介護支援ボランティアとは

5 ボランティアを始めるにあたって

ボランティアというと、人のためや社会のために自分の労力や時間を提供することですが、これは、あくまでまずニーズあってのことだ、と肝に銘じる必要があります。

介護支援ボランティアの場合、介護施設等でボランティアを行うわけですから、いろいろと留意すべきポイントがあります。

6 ボランティアをする際の心構え

(1) 知識や経験を活かす
これまであなたが培ってきた知識や経験は大きな財産です。それを介護施設等で活用するために、自分ができること、得意なことから活動を始めてみましょう。楽しい時間を過ごすためにも、無理せず自分にできることや得意なことを活かすことを考えましょう。
(2)相手を理解して活動しよう
ボランティア活動は双方向の活動です。対等な協力者であるという気持ちを忘れず、相手の気持ちを尊重しましょう。相手が何を求めているのか考え、声をかけて、相手の気持ちに合わせて行動することが大切です。お互いに楽しい時間を過ごすことができるように、相手の気持ちを尊重して活動しましょう。
(3)秘密を厳守しよう
介護施設等には、多くの要介護高齢者がいます。こうした方々と信頼関係を築くには、秘密を守ることが重要です。信頼関係は、秘密を守ることによって得られるといっても過言ではありません。
ボランティア活動に必要のないこと、関係のないことを立ち入って聞くことは慎みましょう。活動中に個人情報を聞くことがあるかもしれませんが、決して口外しないように秘密を厳守しましょう。
(4)協力しよう
介護施設等には、多くのボランティアが活動しています。自分一人の力には限界がありますが、ボランティア同士が協力し合うことにより、より良い活動につながることが多くあります。また、協力することにより、喜びを共有することができ、活動の輪が広がります。いろいろな方と協力し合って活動しましょう。
(5) 長く活動しよう
「継続は力なり」という言葉があるように、ボランティア活動も継続することに意味があり、無理をしないで、長く続けることにより心と体の健康が得られます。
また、地域社会に貢献するなかで、たくさんの人から「ありがとう」の言葉をいただけます。

7 活動当日の留意点とは

(1)体の調子に注意しよう
体の具合が悪いとき、心が落ち着いてないときは、よい活動はできません。
咳や熱、下痢症状のあるときは、インフルエンザなど感染症にかかっている場合もあり、そのようなときは他人に感染させてしまう恐れもあります。体調の悪いときはまず、体調の回復に専念し、活動は慎みましょう。
(2)笑顔であいさつしよう
元気で明るい挨拶は、利用者の方や施設の職員、他のボランティアとの距離が縮まりますし、気持ちよく活動できます。
(3)相手の立場を尊重しよう
「こうした方がよい」というあなたの考えによる行為が、必ずしも施設や相手に歓迎されているとは限りません。生活のリズムやペースも人それぞれです。歓迎されない行為や話したくない話題もあるはずです。利用者の立場を考え、自己をコントロールできる態度が必要です。
(4)ルールや決まりごとは必ず守る
施設では利用者や職員の安全の保持やサービスを適正に進めるためのルールや方針を決めています。施設の職員の指示には従ってください。
(5)プライバシーの保護
ボランティア活動をしていると、利用者や施設職員の氏名、住所、心身や家族の情報を知る場合があります。これらの個人情報を第三者に不用意に話すことにより、その人に不快な思いをさせてしまったり、不利益を生じさせてしまうことがありますので、特に注意が必要です。

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介護支援ボランティアをしたい

Ⅰ.介護支援ボランティア紹介
  1. 介護支援ボランティア紹介
Ⅱ.介護支援ボランティアとは
  1. 介護支援ボランティアの目的とは
  2. なぜ、介護支援ボランティアなのか
  3. ボランティアの語源
  4. ボランティアの基本原則
  5. ボランティアを始めるにあたって
  6. ボランティアをする際の心構え
  7. 活動当日の留意点とは
  8. ボランティアのありようを考えよう
  9. 認知症を理解しよう
Ⅲ.横浜市のシニアボランティアポイント制度紹介
  1. 横浜市の制度概要
  2. ボランティアの対象者
  3. 活動の場所など
  4. 活動の内容
  5. ポイントについて
  6. ボランティア研修
  7. よくある質問と回答