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Ⅱ 介護支援ボランティアとは

1 介護支援ボランティアの目的

介護支援ボランティアとは、元気な高齢者が地域の介護施設でボランティア活動を行うことにより、
  1. ご本人の健康づくりと、地域貢献を通じた「生きがいづくり」を促進すること
  2. 介護施設のサービスの質を高め、施設利用者の生活をより豊かにすること
の2つの目的を持っています。

2 なぜ、介護支援ボランティアなのか

(1)急速な少子高齢化
我が国は、急速に少子高齢化が進行しています。現在(2011年)の高齢化率は23%ですが、4年後の2015年には、26%になり、44年後の2055年には、40.5%になることが推計されています。
(2)社会保障にかかるお金が膨大に
現在、我が国の社会保障にかかる費用は、2010年11月に国立社会保障・人口問題研究所が発表したデータによれば、2008年度で94兆848億円です。
毎年、2兆6千億円伸びると仮定すると、2011年度で102兆円を超える額になります。我が国の国家予算を上回る大きな額です。
(3)これからはボランティア活動が重要に
高齢者が住み慣れた地域でいつまでも自分らしい生活を送れるようにするためには、社会保障制度に頼ってばかりもいられません。自らの力で済みやすい地域を創る必要があります。元気な高齢者が、自ら地域社会で必要とされる活動をすることが重要になります。それが介護支援ボランティアなのです。

3 ボランティアの語源

ボランティア(Volunteer)とは、ラテン語のVolo(=自由意志)を語源にしています。「自分の意志に基づいて行動する」、「喜んで何かをする」という意味です。

ボランティア活動は特別な活動ではありません。自分から進んで、自分のできる範囲で、活動することが基本です。無理のない範囲で、自分から進んで行うことであれば楽しめるし、人の役に立つということであれば、やりがいも増して、長く続けることができます。

4 ボランティアの基本原則

ボランティア活動の性格についてはいろいろな意見があります。自発性、主体性、無償性、公共性、社会性、連帯性、市民性、継続性など様々ですが、ここでは4つを例に挙げます。

(1) 自発性
自分の意思での自発的な行動が活動の出発点です。友人に誘われたり、TVで見たりと、きっかけはさまざまですが、「ボランティア活動をしたい」という気持ちが大切です。ボランティアは職業のように契約に基づいて行うものではありません。強制されるのではなく、ご自身の意志に基づいて行動するものです。
(2) 無償性
いろいろと論議がありますが、交通費や材料費、昼食代などの実費弁済は無償の範囲内であるとする考え方があります。活動したことによって得られるものは報酬ではなく、出会いや感動、よろこびや達成感などです。今回の「いきいきポイント」は1日200ポイントであり、労働に対する対価ではなく、実費弁済の範囲内であるという考えで進めています。
(3) 公共性
自分の利益や特定の人の利益のためだけでなく、より良い地域や社会をつくるために、お互いに支え合いながら活動します。
(4) 市民性
職業的・社会的な地位・立場があってもボランティアとして参加する場合は、一人の市民として活動します。縦の関係ではなくフラットな関係で、それぞれが自分たちのできることをすることで支え合う活動です。

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介護支援ボランティアをしたい

Ⅰ.介護支援ボランティア紹介
  1. 介護支援ボランティア紹介
Ⅱ.介護支援ボランティアとは
  1. 介護支援ボランティアの目的とは
  2. なぜ、介護支援ボランティアなのか
  3. ボランティアの語源
  4. ボランティアの基本原則
  5. ボランティアを始めるにあたって
  6. ボランティアをする際の心構え
  7. 活動当日の留意点とは
  8. ボランティアのありようを考えよう
  9. 認知症を理解しよう
Ⅲ.横浜市のシニアボランティアポイント制度紹介
  1. 横浜市の制度概要
  2. ボランティアの対象者
  3. 活動の場所など
  4. 活動の内容
  5. ポイントについて
  6. ボランティア研修
  7. よくある質問と回答